特殊詐欺の手口と対策

架空料金請求詐欺

★自宅の固定電話や携帯電話に総務省やＮＴＴファイナンスなどを名乗り、「（サイト(アプリ)の未納料金がある」と称してお金を要求する
★ＰＣ画面に「ウィルス感染、偽コールセンターの電話番号」が表示され、電話をかけると「ウィルス削除料、保証料」などと称してお金を要求される詐欺等があります。

架空料金請求詐欺の手口を動画でチェック　

【例１】総務省を名乗る詐欺

自宅の固定電話や携帯電話に総務省（総合通信局、情報通信基盤局など）を名乗り「あなたの電話はあと１時間で使えなくなる」と言って
★お金を振り込ませてだまし取る
★電子マネーの購入を指示し、ＩＤ番号をだまし取る
詐欺です。

防止策

携帯電話、固定電話ともナンバーディスプレイで、相手の電話番号を確認し、
★非通知（通知圏外）・０５０から始まるＩＰ電話番号
★「＋」から始まる国際電話番号であれば、電話に絶対出ないでください。

また、相手から電子マネー購入の理由を店員に聞かれた際に本来の購入理由と違う理由を言うよう伝えられた場合は詐欺です。
不安を感じれば、すぐにお近くの警察署や警察相談専用電話（＃９１１０）に相談してください。

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【例2】ＮＴＴファイナンスを名乗る詐欺

自宅の固定電話や携帯電話にＮＴＴファイナンスなどを名乗り、利用していない有料サイト、アプリについて「利用料金４９万円が未納なので、支払わないと裁判になる」等と言って
★お金を振り込ませてだまし取る
★電子マネーの購入を指示し、ＩＤ番号をだまし取る
詐欺です。

防止策

携帯電話、固定電話ともナンバーディスプレイで、相手の電話番号を確認し、
★非通知（通知圏外）・０５０から始まるＩＰ電話番号
★「＋」から始まる国際電話番号であれば、電話に絶対出ないでください。

また、相手から電子マネー購入の理由を店員に聞かれた際に本来の購入理由と違う理由を言うよう伝えられた場合は詐欺です。

不安を感じれば、すぐにお近くの警察署や警察相談専用電話（＃９１１０）に相談してください。

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【例3】高額当選通知をかたる詐欺

メールやＳＮＳ（ｿｰｼｬﾙﾈｯﾄﾜｰｸ）、ＳＭＳ(ｼｮｰﾄﾒｯｾｰｼﾞ)に「高額当選した」との通知が届き、当選金の受取手数料として電子マネーを購入させ、ＩＤ番号をだまし取る詐欺です。

防止策

★買ってもいない宝くじが当たったとの通知(連絡)
★突然、知らない他人が多額の遺産を譲る
などのうまい話は「詐欺」です。　
また、相手から電子マネー購入の理由を店員に聞かれた際に本来の購入理由と違う理由を言うよう伝えられた場合は詐欺です。

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【例4】ウィルスサポート詐欺

パソコンを操作中、画面に「ウィルスに感染しています。サポートセンターに連絡してください」との表示が出て、表示された電話番号に連絡すると、ウィルス除去(保証)費用としてコンビニエンスストアで電子マネーを購入させ、ＩＤ番号をだまし取られたり、遠隔操作ソフトのインストールを指示され、インターネットバンキングから不正な振り込みをされる詐欺です。

遠隔操作ソフトをインストールすると、犯人が自由にあなたのＰＣを操作することができるので、インターネットバンキングで支払いを要求された場合、勝手に送金される可能性があります。

また、一度被害に遭うと、何回もコンビニエンスストアで電子マネーを購入してＩＤ番号を教えるよう要求され、高額な被害に遭います。

防止策

インターネット閲覧中に画面へ「ウィルス感染」の警告表示が出ても、表示される偽コールセンターの電話番号
★「050」から始まるＩＰ電話
★「010」から始まる国際電話
の番号には、電話をしないでください。
相手から電子マネー購入の理由を店員に聞かれた際に本来の購入理由と違う理由を言うよう伝えられた場合は詐欺です。

また、電話をかけたとしても、犯人の指示する遠隔操作ソフトをインストールしないでください。

ＰＣの画面が操作できないのは見かけだけですので、
★「Ｅｓｃ」ボタンを3秒以上押しして、全画面表示を解除し、ブラウザの「×」を押して画面を消す
★「Ａｌｔ」＋「Ｆ４」を同時に押し、ブラウザを強制終了する操作をすれば、復旧できます。
ウィルス感染が心配な方は、ＰＣを購入されたお店に持ち込んで確認してください。

自宅の固定電話で、国際電話を利用しない方は、国際電話の利用休止手続きをすると、国際電話をかけることができなくなるので、偽コールセンターの連絡先が「010」であった場合に被害を防ぐことができます。
インターネットを利用される方は、定期的にウィルス対策ソフトを更新してください。