特殊詐欺の手口と対策

ＬＩＮＥを悪用する【オレオレ詐欺】

携帯電話（自宅の固定電話）に
他の都道府県警察（例～「警視庁や○○県警察等）の捜査二課（捜査本部）」を名乗り、
★非通知・050から始まるＩＰ電話
★「＋」から始まる国際電話
の番号から
「あなたの携帯電話（口座）が犯罪に利用されている。○○県警察に来て欲しい。」等と電話がかかり、その後、偽の検察庁や別の都道府県警察に転送され「捜査のため口座を凍結する。資産調査をする。ＬＩＮＥで取り調べをする」等と「捜査本部」等の名称の「偽アカウント」を登録するよう要求してきます。

その後、ＬＩＮＥのビデオ通話などで（偽の）制服や警察手帳、逮捕状等を見せて、本物の警察と思わせてきます。
その後、犯人(偽の警察)から「犯人ではない証明として指定する口座へお金を振り込んで」「捜査費用として電子マネーを購入して番号を教えて」などと指示される詐欺です。

このほか、総務省やＮＴＴファイナンスなどを名乗って電話をかけ、途中から偽の警察が登場する手口もあります。

防止策

警察が
★非通知（通知圏外）
★「050」から始まるＩＰ電話番号
★「＋」から始まる国際電話番号（例　＋１　＋４４　＋０１０など）
を使って電話をかけることはありません。

また、警察では、
★連絡にＬＩＮＥを使用することはない
★ビデオ通話で制服姿や警察手帳、逮捕状等の捜査書類は見せることはない
ので、警察を名乗り、ＬＩＮＥを使用して連絡を取ろうとしてきた場合には、すぐに通話やメッセージを終え、お近くの警察署や警察相談専用電話（＃９１１０）に相談してください。